【3月5日 AFP】米首都ワシントンD.C.(Washington, DC)郊外の米国防総省前の地下鉄ペンタゴン(Pentagon)駅で4日午後6時40分ごろ、銃撃事件が起き、治安のため同省が一時閉鎖された。警察によると、国防総省の警備担当者2人と、容疑者とみられる1人が負傷し、病院に運ばれた。

 また、地下鉄当局は同省担当者らが駅の外の「不審な包み」を調べていると話したが、同省広報官からは確認は取れなかった。その後、安全が確認されたとして同省の閉鎖は解除された。

 事件が起きたのは夕方のラッシュ時で、地下鉄当局によると現場は駅から国防総省の入口に向かう通路付近。容疑者が警備担当者に向かって発砲し、警備担当者が撃ち返したという。(c)AFP