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犯人を取り押さえたオランダ人男性が語る、NW機爆破未遂事件

  • 2009年12月27日 13:33 発信地:デトロイト/米国
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25日のノースウエスト航空(Northwest Airlines)機の爆破未遂事件で犯人とされる男を機内で取り押さえた乗客、ヤスパー・シュリンガ(Jasper Schuringa)さんが米CNNのインタビューを受けた際のテレビ画像(2009年12月26日撮影)。(c)AFP/CNN

【12月27日 AFP】その瞬間、何も考えずにその男に飛び掛かっていた――。25日に起きたノースウエスト航空(Northwest Airlines)機の爆破未遂事件で、とっさの判断で容疑者の男を取り押さえた乗客、ヤスパー・シュリンガ(Jasper Schuringa)さんは26日、米CNNのインタビューでこのように語った。

 ナイジェリア人のウマル・ファルーク・アブドルムタラブ(Umar Farouk Abdulmutallab)容疑者(23)は、空港での保安検査をかいくぐって米ミシガン(Michigan)州のデトロイト(Detroit)に向かう同機に強力な爆発物を持ち込み、爆発させる計画だったとみられている。

 インタビューの内容からすると、乗り合わせていた278人の乗客と11人の乗務員を救ったのはシュリンガさんだったといえるようだ。米メディアの報道によると、シュリンガさんは映像ディレクター・プロデューサーのオランダ人。

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「男が何かに火を付けているのを見たときにはもちろん恐ろしかったが、すぐに座席を飛び越えて飛びかかった。飛行機を爆破させようとしていると思ったからだ」。グレーのTシャツを着て右手と手首を包帯で巻いたシュリンガさんはリラックスした表情で、当時の状況を語った。

 容疑者の座席は右の窓際で、シュリンガさんはその後ろの列だった。はじけるような音がして、容疑者のひざから煙と炎が上がったのが見えた瞬間、他の乗客に声をかけて反射的に飛びかかったという。

 煙の立ちこめる機内でパニックに陥った乗客たちは叫び声をあげていたが、シュリンガさんは冷静さを失わなかった。乗組員の助けを得て容疑者を機体前方のファーストクラスまで引きずって行き、縛り上げて手錠で拘束して、服を脱がせてほかに武器や爆弾を持っていないか確認した。その間に別の人たちが消火器で火を消した。

 シュリンガさんによると、容疑者にあやしい様子は全くなかったという。「ごく普通の男に見えた。あの飛行機を爆破しようとしていたなんてとても信じられない」と話している。(c)AFP

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