【10月10日 AFP】韓国のソウル高等裁判所は10日、脱税などの罪で起訴された李健熙(イ・ゴンヒ、Lee Kun-Hee)元サムスングループ(Samsung Group)会長(66)の控訴審で、李元会長を脱税罪で禁固3年、執行猶予5年、罰金1100億ウォン(約83億円)とした地裁判決を支持する判決を下した。検察側は禁固7年を求刑していた。

 李元会長は、韓国最大財閥サムスングループのトップを20年近く務めてきたが、背任、脱税疑惑が発覚した4月に会長職を辞任している。(c)AFP