【6月27日 AFP】シンガポールの英字紙ストレーツ・タイムズ(Straits Times)は27日、インドネシア人メード(26)の顔に落書きをしたシンガポール人女性(44)に、3週間の懲役刑と1500シンガポールドル(約12万円)の罰金が言い渡されたと報じた。

 報道によれば、被告は洗車中に家の玄関をきちんと閉めなかった罰として、被害者の顔に落書きをした。被害者のメードの顔にはひっかき傷が残り、翌日逃げ出して警察に通報した。

 被告は、今回の事件に加え2005年にも4回にわたってこのメードに苦痛を与えたとして有罪を認めた。弁護士によれば、被告は反省しており、被害者に損害賠償として4000シンガポールドル(約31万円)を支払ったという。

 ニューヨーク(New York)を拠点とする国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)」が2005年に発表した報告書によれば、シンガポールで働くメードの多くが暴力、言葉による暴力、脅迫、行動の制限、人材派遣会社による不当な扱い、法外な借金返済要求、長時間労働、休日を与えない、などの虐待を受けている。(c)AFP