【4月17日 AFP】カンボジアで共産主義勢力ポル・ポト派(クメールルージュ、Khmer Rouge)が実権を掌握した「プノンペン陥落」から33年目にあたる17日、同政権による各地の集団虐殺・埋葬地「キリング・フィールド」で、犠牲者の追悼集会が行われた。虐殺を生き抜いた人々は、当時の政権幹部を裁くカンボジア特別法廷の迅速な公判を要求した。

 首都プノンペン(Phnom Penh)郊外の村チュンエク(Choeung Ek)にあるキリング・フィールドでは約700人が集い、展示されている犠牲者の頭がい骨を前に僧侶70人が祈りを捧げた。このチュンエクでは1975-79年のポル・ポト派時代、数千人が虐殺された。同政権に殺害された国民の数は計200万人といわれている。
 
 集会で野党党首のサム・レンシー(Sam Rainsy)氏は、「国連(UN)と国際社会にクメールルージュの審理を急ぐよう訴えたい。さもなくば、クメールルージュの幹部たちは何の裁きも受けないまま亡くなってしまう」と語った。

 国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-Moon)事務総長は14日、国連が協力するカンボジア特別法廷に対し、長年放置されてきたクメールルージュによる罪の裁きを果たすよう求めた。(c)AFP