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米で4姉妹の腐乱死体、福祉サービス停止が引き金か

  • 2008年01月13日 02:48 発信地:ワシントンD.C./米国
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2008年1月7日、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で演説するエイドリアン・フェンティ(Adrian Fenty)市長。(c)AFP/Tim SLOAN

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【1月13日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で9日、貧しい家庭の4姉妹が腐乱死体で発見される事件が発生した。警察は母親を殺人容疑で逮捕したが、事件前の福祉機関の対応に問題があった可能性があるとして、同市のエイドリアン・フェンティ(Adrian Fenty)市長は11日、職員に対し内部調査を命じた。

 5歳から17歳の姉妹4人の遺体は、退去命令を出すために4人の家族が住む荒廃したアパートの1室を訪れた警察官によって、床に1列に並んだ状態で発見された。

 薬物常用者だったという母親のBetina Jacks容疑者(33)は現在拘留中で、有罪になれば終身刑が言い渡される可能性もある。Jacks容疑者は娘たちにきちんと食事を与えていなかったことを認めており、「悪魔に取り付かれた」娘たちは「1週間から10日以内に、眠っている間に死んでいった」と供述している。同容疑者は4人の死後も部屋に住み続けていたという。

 検視解剖の結果、4人が死亡したのは約2週間前で、長女の腹部には刃物による傷があり、ほかの3人は窒息か毒物が死因と判明した。

 内部調査を命じたフェンティ市長は、4姉妹の家族に定住先がなかったため福祉サービスの対象から外されていたことを明らかにした上で、この家族にかかわった職員に対し、懲戒免職を含め何らかの措置をとるよう指示した。

 記録によると、4姉妹の家庭は前年9月から電気が止められていた。福祉機関は長い間Jacks一家の存在を認識しており、2006年には家族の生活状況を懸念する医師の報告書も提出されている。しかし、一家に定住先がないため、当局はそれ以降、対策を講じていなかった。

 4姉妹は07年3月以降、学校にも通っておらず、Jacks容疑者は家で勉強を教えていると主張していたが、状況確認は行われなかった。4姉妹の父親は白血病で亡くなっている。(c)AFP

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