関連情報ダイアナ元妃の死因究明審問
ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)とドディ・アルファイド(Dodi Al Fayed)氏が事故死したフランス・パリ(Paris)のアルマ橋(Pont de l'Alma)トンネルで現場検証を行う英陪審員団(2007年10月8日撮影)。(c)AFP/Cathal McNaughton
【11月20日 AFP】英国ロンドン(London)の高等法院で開かれているダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の死因究明の審理で19日、英国の外科医が「当時の医療スタッフが時間を浪費せず病院に30分早く到着していれば元妃は助かった可能性がある」と証言した。
心肺外科の権威であるトーマス・トレジャー(Thomas Treasure)教授は、フランス・パリ(Paris)のトンネル内での事故後、現場に駆けつけた医療チームの救急処置は「極めて適切」だったものの、その後「命をとりとめるチャンスが徐々に失われていった」と語った。また「迅速に搬送して、緊急医療チームが病院に待機し、開腹手術が適切に行われていたら」元妃は助かったはずだと証言した。
「貴重な時間が浪費されたと思うか」との質問には「言いにくいことだが、今となっては助かったかと聞かれて『イエス』と答えるしかない」と答えた。
今回の審理で明らかにされたところによると、ダイアナ元妃は、事故から35分以内の午前1時に車の残がいの中から救出された。このとき既に心肺停止状態で、心臓マッサージが行われた。しかし、「容態が安定しないまま搬送するのは危険」との判断で、救急車に乗せられたのはそれから40分後の午前1時40分。容態が不安定にならないよう救急車はゆっくり走り、病院まで数メートルのところで血圧が急激に下がったため5分間停止した。ようやく病院に到着し、医師が懸命に蘇生処置を行ったが、午前4時頃に処置を断念した。
以前の審問では、ダイアナ元妃の処置を調査した別の教授が「元妃は興奮し、処置を拒否して現場の医療スタッフが腕に刺した点滴の管を抜いた」と証言していた。(c)AFP




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