【10月8日 AFP】国際刑事警察機構(ICPO、本部リヨン)は8日、自分が少年を乱暴する様子を撮影した画像をインターネットに投稿している男に関し、国際指名手配としてウェブ上で情報提供の呼びかけを開始した。

 ICPOではドイツの特殊犯罪捜査チームの協力を得て、デジタル加工されているウェブ上の男の写真から、容疑者の顔写真を作成。ウェブサイトで公開し、世界中へ情報提供への協力を呼び掛けている。ICPOがこの種の協力要請を行うことは初めてだという。

 ロナルド・ノーブル(Ronald Noble)ICPO事務総長によると、この男が子供たちを性的に暴行する写真約200枚がここ数年、ネット上に出回っているという。被害者の少年は計12人で、犯行現場はカンボジアかベトナムとみられている。男の国籍などは分かっていない。(c)AFP