【7月6日 AFP】米国独立記念日に当たる4日、米カリフォルニア(California)州サンディエゴ湾(San Diego Bay)で行われた花火大会で、コンピューターが誤作動を起こし、用意されていた全ての花火が一斉に打ち上げられるというトラブルがあった。重傷を負った人はいなかった。

 当初は、15分間の打ち上げが予定されていたが、同時に打ち上げられた花火は次々と爆発して30秒あまりで終わってしまった。集まった観客らは、あまりにも短かすぎたショーにがっかりした様子で、ユーチューブ(YouTube)に投稿された動画にはBGMだけが鳴り続く中、大勢が「これだけ?」とつぶやく様子が映っていた。

 花火大会を共催したガーデン・ステート・ファイアワークス(Garden State Fireworks)のオーナーは「明らかに制御不能なトラブルだった」と話しており、「これまでに何らかのコンピュータートラブルを経験したことがある人なら(分かると思うが)…、コンピューターは完璧ではない。このようなことは初めてだし、もう二度と起こらないことを切に願っている」と続けた。

 同日、1776年7月4日に宣言・署名された米国の独立宣言を記念し、全米各地で花火大会が開催された。(c)AFP