【7月27日 AFP】モロッコ南部グルミン(Guelmim)近郊で26日、同国の軍輸送機が山の斜面に激突し、軍によると乗っていた80人全員が死亡した。

 乗っていたのは大半が西サハラのラーユーヌ(Laayoune)から大西洋沿岸のモロッコ・アガディール(Agadir)に向かう兵士たちで、家族を含む民間人も乗っていた。内務省は「霧と悪天候が事故原因と考えられるが、現時点では(断定できるだけの)情報がそろっていない」と説明した。

 同国史上最悪とも言える航空機事故を受け、国王モハメド6世(King Mohamed VI)は同日、国を挙げて3日間の喪に服すると宣言した。(c)AFP/Omar Brouksy