【9月18日 AFP】チリ北部、サンホセ(San Jose)鉱山の落盤事故で地下に閉じ込められている作業員33人の救出作業は17日、掘削している救出用の縦穴3本のうち1本の細い穴が地下630メートルの坑道に到達した。

 救出作業の技術面の責任者によると、貫通した穴は直径30センチ程度。今後は人が通れるよう直径70センチ程度にまで穴を広げる必要があるが、ここまでの作業よりも時間がかかるため、救出まではさらに1か月以上かかると見込まれている。

 掘削には地下の避難所にいる作業員たちも加わり、上から落下してくるがれきを取り除いている。(c)AFP/Roser Toll Pifarre