【12月17日 AFP】ニュージーランドで9月、酒に酔った10代の少女が道路の中央に立ち、通過する車に自分の胸を「ちら見せ」していたところ、気を取られたドライバーの車にひかれるという事故が起きていたことが、このほど明らかになった。

 シェレル・ダッドフィールド(Cherelle Dudfield)さん(18)は、友人と外出先で酒を飲んだ後、同国南部インバーカーギル(Invercargill)の道路のセンターラインの上に立ち、走り過ぎる車に胸をちらちらと見せる悪ふざけをしていた。

 ダッドフィールドさんがテレビのニュース番組で事故の瞬間を語ったところによると、事故は2、3台の車に胸を見せた後に起きた。

「車が私に向かってくるのが見えたので逃げようと思ったけれど、ひかれてしまった」

 ダッドフィールドさんは病院に運ばれたが、幸い、ボンネットに乗り上げたため、切り傷と打撲だけで済んだ。車はフロントガラスにひびが入ったという。

 今週、公共道徳違背行為で有罪となり、罰金を科せられたダッドフィールドさんは、教訓になったと語り、同様のいたずら行為を考えている人へメッセージを送った。

「私のようにはならないで。ばかげたことはしないで。酔っ払って道路の真ん中に立って胸を見せたりしちゃだめ。車にひかれてけがをするのはあなただから」

(c)AFP