■安全への懸念

17歳の高校生で、馬の世話係のアルバイトをしているディタ・ジャクソンさんは、収容計画について「心配だ」と述べ、護身術を習っていると付け加えた。

ジャクソンさんは「生まれてからずっとこの村に住んでいるが、とてもではないが安心して外を歩けなくなる」と訴えた。

農家のジェニファー・オーウェンさん(76)も「生活が完全に一変してしまうだろう」と付け加えた。

移民問題、特に不法移民問題は近年、大きな政治問題となっており、英国における強硬右派政党の台頭を後押ししている。

9月に入ってからも、小型ボートでの不法移民の到着をめぐり、黒い服を着て覆面をした男性たちが南部の二つの港の近くで警察と衝突する事態が発生した。

2024年7月から政権を握る中道左派の与党・労働党は、保守党率いる前政権から引き継いだ難民認定申請者をホテルに収容する政策を段階的に廃止している。

労働党は2029年に予定される今期議会の終了までにホテルの使用を完全に終了し、難民認定申請者を元軍用施設などに移すと表明している。

アンディ・バーナム首相は先月、難民や難民認定申請者を「最も貧しい村々」だけに押し付けるのは不公平だとの認識を示した。

この象徴的な住民投票の結果は、16日朝に発表される予定だ。(c)AFP