■あまりにも多過ぎる

政府の概要報告書によると、元軍用施設は少なくとも10年間にわたり、独身成人男性の難民認定申請者を収容するために使用される予定だ。

概要報告書は難民認定申請者(不法移民)や施設のスタッフ、そして地元住民の「安全と安心」が「何よりも重要」になると強調している。

だが、ピディントン村の住民らは、政府の提案は理想主義で非現実的だと訴えている。

ダービーさんは「村には集会場、12世紀に建てられた教会、そして運動場があるだけで、それ以外には何もない」と述べ、独身成人男性の難民認定申請者たちがどのように時間を過ごすのかを疑問視。

「(難民認定申請者は)あまりにも多過ぎる。この村の人口の4倍もの人数で、事実上の村の乗っ取りだ。彼らは外に出て(村の中を)あちこち歩きたがるはずで、それが深刻な問題を引き起こす」と語った。

村の女性たちは身の危険を感じると訴えている。

ピディントン村の女性住民133人は英議会の女性議員266人に宛てた公開書簡で、自分たちは「危機に直面している」と主張。

「われわれが知るこれまでの生活は破壊されるだろう。村を歩いていても安全だとは感じられなくなる。われわれはすでに恐怖の中で暮らしている」と訴えた。