■グラウンドゼロ

この住民投票は、英国のコメディー映画『ピムリコへのパスポート』(1949年)をオマージュしたものだ。

この映画では、ロンドンの小グループが財宝を発見し、独立を宣言することで戦後の配給制やその他の官僚的な規制から免除される様子が描かれている。

ピディントン教区会のティム・マクナリー会長は、「われわれが行っているのは非常に英国的なこと、つまり投票だ」「これはこの地域だけでなく、連合王国全土において極めて重要な問題だからだ。われわれはいわばグラウンドゼロ(変化などの中心地)」と語った。

マクナリー氏は、村人の恐れは旧軍用施設に収容されるであろう難民認定申請者の大多数に対するものではないと説明。

村人が懸念しているのは、「予測も制御もできない迷惑行為を働く厄介者になるであろうごく少数の個人」だと語り、今回の計画の規模の大きさが「想像を絶する」と付け加えた。

マクナリー氏は「そしてわれわれは、これから起こる事態に対応するために暮らし方を変えざるを得なくなる」として、村には防犯カメラの設置などの防犯対策の導入が進められていると語った。