英ヘンリー王子、タブロイド紙違法取材訴訟で敗訴
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【7月8日 AFP】英国のヘンリー王子が、不法な情報収集を行ったとして「デーリー・メール」紙の発行元を相手取って起こしていた裁判で、ロンドンの高等法院は7日、王子の訴えを退ける判決を下した。
ロンドンの高等法院は「原告側は主張する不法行為を証明できなかった。したがって、請求は棄却する」とした。
判決についてデーリー・メール紙の発行元であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズ(Associated Newspapers)社は「デーリー・メールのジャーナリズムが完全に正当だと証明された」と表明した。
同社は、裁判所が「原告側の97の主張のすべてを棄却した」ことは、マシュー・ニックリン裁判長が「記者たちの取材源に関する証言の誠実さを認めた」ことを示していると述べた。
また同社は声明で、車や自宅に盗聴器が仕掛けられた、通話が傍聴された、銀行口座に不正アクセスされたといった主張は「センセーショナルで不条理」であり、「信頼できる証拠は一切提示されなかった」と指摘。「実直で熱心に働く我が社の記者たちの名誉がひどく傷つけられたが、今日、その無実が証明された」と付け加えた。
一方、ヘンリー王子は、判決は「完全かつ明白な(事実の)隠蔽」であるとし、「裁判所がメール紙の無実を証明するためにここまで手を尽くしたことは、衝撃的であると同時に、全く不当だ」と批判した。(c)AFP