17人の村に年10万人の観光客、スロバキアでもオーバーツーリズム 世界遺産登録抹消を求める声も
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■生きている村
ヴルコリニェツを管轄するルジョムベロク市の文化・観光部門の責任者、ミロスラフ・パロベク氏(62)は、ヴルコリニェツが世界遺産に登録された当時の特質を失ってしまったという苦情を一蹴。
パロベク氏は「ここは野外博物館ではない。生きている村(現在も生活が営まれている村)だ」と強調。
世界遺産登録の抹消を求める計画はなく、ルジョムベロク市は村人の苦情に対処しようと努めていると述べた。
また、オーバーツーリズム(観光公害)への補償金として、村人には年間400ユーロ(約7万4000円)が給付されていると付け加えた。
ヴルコリニェツの人口は、過去150年間で300人以上減少した。しかし、オーバーツーリズムにもかかわらず、過去10年間に2世帯の家族がこの村に移住した。
移住者の一人で請求業務の専門家のルツィア・フデコワさん(42)は、「(オーバーツーリズムは)大した問題ではなかった。私たち家族はこの田園風景、静寂、そして山々に魅了された」と語った。