■「過激」

この投稿は、欧州の選挙で極右政治家を頻繁に支持しているマスク氏によってリポストされた。マスク氏は2億4000万人のフォロワーに対し、「英国を救うことができるのはリストア・ブリテンだけだ」とも呼び掛けている。

ロウ氏はAFPの取材に対し、「(ギリシャ神話に登場する何十年も掃除されていなかった)アウゲイアスの家畜小屋の掃除に成功するためには、イーロン・マスク氏を含む、良識があり、危機感を持つ人々のあらゆる支持が不可欠だ」と語った。

反人種差別団体「ホープ・ノット・ヘイト」は、ロウ氏を「英国で最も過激な下院議員」と呼んでいる。

英朝刊紙タイムズは4月、著名なネオ・ファシズム団体の指導者2人がリストア・ブリテンへの支持を表明したと報じた。

ロウ氏は今月、Xに「本当に過激な立場とは、路上で他人を斬首しようとするような、未開の第三世界の動物たちを進んで引き込むことだ」と投稿した。

ファラージ氏は、トミー・ロビンソンの通称で知られるスティーブン・ヤクスリーレノン氏のような極右活動家とは距離を置いている。これについてマスク氏はヤクスリーレノン氏への支持を表明する一方、ファラージ氏を「弱腰」と呼んで批判した。

ファラージ氏は、2029年に予想される次期総選挙に向けてリフォームUKの裾野を広げるべく、中道右派の野党・保守党からの離党議員を複数受け入れている。

だが、この戦術は一部の有権者をリストア・ブリテンに奪われるリスクをはらんでいる。

メイカーフィールド選挙区の、主に白人の労働者階級が住むヒンドリー地区では、これまでリフォームUKを支持してきたダレンさん(54)が、今後の選挙では投票先を変えるつもりだと語り、ロウ氏が「中小企業を支援する」姿勢を称賛した。

また、先月の地方選でリフォームUKに投票したという67歳の男性はリストア・ブリテンのチラシを配りながらAFPに対し、「既得権益層(エスタブリッシュメント)は、国民の怒りを過小評価している」と語った。(c)AFP