【6月17日 AFP】英国の強硬右派新党「リストア・ブリテン」が、さらに強硬な反移民政策と米実業家イーロン・マスク氏の支援を背景に、ナイジェル・ファラージ党首(62)率いる強硬右派政党「リフォームUK」の台頭を脅かしている。

実業家で元サッカークラブ会長のルパート・ロウ党首(68)率いるリストア・ブリテンは、18日に控えた中部マンチェスター郊外のメイカーフィールド選挙区での下院補選で、リフォームUKから票を奪い、中道左派の与党・労働党の勝利をアシストすると予測されている。

ロウ氏は、移民政策をめぐってファラージ氏と対立しリフォームUKを除籍され、今年2月に英国政治の右派(保守派)における「もう一つの選択肢」としてリストア・ブリテンを立ち上げた。リストア・ブリテン所属の国会議員は現在、ロウ氏一人のみとなっている。

英国で反移民デモが頻発し、時に一部の参加者が暴徒化する中、ロウ氏のX(旧ツイッター)投稿をマスク氏が拡散しているおかげで、リストア・ブリテンの知名度は急上昇している。

メイカーフィールド選挙区での下院補選を前に、ロウ氏は通信アプリ「ワッツアップ」を通じてAFPの取材に応じ、「われわれは、(政府に)不満を抱いている有権者を投票所に呼び戻している」と語った。