アジアで中国の軍備増強に「もっともな警戒感」拡大 へグセス氏
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【5月30日 AFP】ピート・ヘグセス米国防長官は30日、中国の軍備増強に対してアジアで「もっともな警戒感」が広がっていると指摘し、米国としては中国を含むいかなる国家も覇権を握ることがないような勢力均衡を模索していると述べた。
へグセス氏はシンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で演説し、「今アジアを見渡すと、中国の歴史的な軍備増強と、地域内外での軍事活動の拡大に対して、もっともな警戒感が広がっている」と指摘する一方、米国は「アジアでの不必要な対立」を求めているわけではないと付け加えた。
さらに、米政府は「米国だけでなく同盟国にとっても機能する(アジアにおける)真の安定均衡」を求めていると主張。
「中国を含むいかなる国家も覇権を握ることができず、米国やその同盟国の安全保障や繁栄を脅かすことのない、好ましくも永続的な勢力均衡」を意味していると強調した。
へグセス氏が大規模な代表団を率いて参加しているのとは対照的に、中国の董軍国防相は2年連続で会議に出席せず、代わりに軍事専門家や学者から成る代表団が参加している。
アジア安全保障会議には、世界約45か国から国防相や軍幹部らが参加している。この会議は歴史的に、開かれた議論の場であると同時に、水面下での外交の舞台ともなってきた。(c)AFP