熱波に襲われた英国、水難事故で9人死亡 若者や高齢者が犠牲に
このニュースをシェア
【5月28日 AFP】英国のロイヤルライフセービング協会(RLSS)は27日、国内で記録的な猛暑が続く中、海や川、湖で合わせて9人が死亡したことを受け、水辺の安全に関する警告を発した。
26日には英ロンドン南西部のキューガーデンで気温が35.1度に達するなど、イングランドやウェールズで5月の最高気温が更新されている。
24日以降にイングランドやウェールズの警察当局から報告された水難事故9件のうち、7件の犠牲者は十代の若者や小さな子供となっている。
RLSSは、英国では気温が25度に達すると「不慮の水難事故による溺死リスクが5倍に跳ね上がる」とし、十代の若者や若年層が「比例して命を落とす可能性が高くなる」と警告した。
同団体によると、英国では2019年以降、不慮の溺死事故の半数以上が内陸の河川や湖沼で発生しており、それらの水温は「年間を通じて危険なほど低いままであることが多い」という。
この熱波の間に高齢者2人も水難事故で命を落とした。コーンウォール州では25日、60代の男性が海で親族を助けようとして心停止で死亡し、ウェールズでは24日、72歳の女性が海から引き上げられ、その場で死亡が確認された。(c)AFP