トランプ氏、19日に予定していたイラン攻撃を延期
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【5月19日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は18日、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)からの要請に応じて、19日に予定されていたというイランへの軍事攻撃を延期すると表明した。イランとの交渉継続が延期の理由としているが、合意に至らない場合は大規模攻撃に踏み切ることも示唆した。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、イランへの軍事攻撃を19日に予定していたことを明らかにした。
しかし、イランと「真剣な交渉が継続している」として、中東3か国からの要請に応じて、ピート・ヘグセス国防長官に「明日予定されていたイラン攻撃を実施しないよう指示した」と述べた。
その上で、「受け入れ可能な合意が成立しない場合には、イランへの全面的かつ大規模な攻撃を即座に実行できるよう準備するようさらに指示した」と強調した。
両国は先月、停戦に合意したが、協議が再開されるかは不透明で、先行きの見通せない状況が続いている。
トランプ氏は17日、戦闘終結に向けた交渉が行き詰まる中、イランが迅速に合意しなければ「何も残らなくなる」と述べ、攻撃再開を改めて警告していた。
イランメディアは17日、米国がイランの提案した交渉議題に対する回答で、具体的な譲歩を行わずに5項目の条件を新たに提示したと報じた。
メフル通信は「米国が具体的な譲歩をせず、戦争中に得られなかった譲歩を得ようとしており、これが交渉の行き詰まりを招いている」と非難した。(c)AFP