【5月15日 AFP】ロシア国防省は15日、同国とウクライナがそれぞれ205人の捕虜を交換したと発表した。1週間前に、米国のドナルド・トランプ大統領は両国間で大規模な捕虜交換が行われる発表していた。

国防省はソーシャルメディア上の声明で、ウクライナが「支配する地域から205人のロシア軍人が帰還した」と述べ、「交換として、205人のウクライナ軍捕虜が引き渡された」と付け加えた。

トランプ氏は先週、ロシアの対ナチス戦勝記念日である5月9日のパレード期間を対象に、米国が仲介した3日間の停戦を発表した際、両国が1000人規模の相互捕虜交換を実施すると述べていた。

一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はテレグラムで、引き渡されたウクライナ人の捕虜の大半は、2022年からロシアに拘束されていたと述べ、「これは1000対1000の捕虜交換の第一段階だ」と続けた。

両国は停戦違反について互いに非難し合っており、ウクライナ側は停戦終了後、ロシアが民間人への攻撃を強化したと主張している。14日にはキーウへの空爆などで少なくとも24人が死亡した。

ロシア国防省は、「ロシア軍人は現在ベラルーシにおり、必要な心理的および医療的支援を受けている」と述べた。

捕虜交換は、2022年2月にロシアが進行を開始して以来、両国間で残された数少ない協力分野の一つとなっている。(c)AFP