■連帯表明

AFP記者とオンラインに投稿された動画によると、イスラエル警察が旧市街全域に展開する中、イスラエル人の群衆は「アラブ人に死を」「お前たちの村が燃えますように」とシュプレヒコールを上げた。

リズミカルに拍手する者や、パレスチナ人の商店に下ろされた金属製シャッターをたたく者もいた。

行進の際、当局が旧市街のパレスチナ人商店に対し閉店を命じることがある。行進は、西暦70年にローマ人によって破壊された第二神殿の最後の遺構であり、ユダヤ人が祈りをささげることが許されている最も神聖な場所であるユダヤ教の聖地「嘆きの壁」で終了する。

行進の参加者の中には、イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で毎日のように発生しているパレスチナ人に対する攻撃に関与している、強硬派入植者運動「ヒルトップ・ユース」のメンバーの姿もあった。

ヒルトップ・ユースのメンバーの一人は匿名で「ここに彼ら(アラブ人)の居場所はない」と述べた。

行進の参加者はジャーナリストにも詰め寄り、突き飛ばしたり、撮影を妨害したりした。

行進に先立ち同日、イスラエル人の平和活動家数十人が通行人に花を配っていた。

テルアビブ近郊のラアナナ出身でIT技術者のイラン・ペレスさん(52)は、「地元コミュニティーとの連帯を示すためにここに来ることが重要だった。ユダヤ人として、シオニストとして、そしてこの地にユダヤ人国家を望む者として、彼ら(アラブ人)にもその一員として、平等な権利を持つ国民の一員になってほしいと伝えたい」と語った。(c)AFP