イスラエル人、エルサレムの日の行進で「アラブ人に死を」 と叫ぶ 乱暴狼藉も
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■「状況は年々悪化」
旧市街の外の主要道路では、数千人が行進した。中にはイスラエル国旗を身にまとった10代の若者や、赤ちゃんを抱いた親もいた。
青と白のイスラエル国旗の海を見るために車で2時間半かけてやってきたイサベルさん(59)は、「素晴らしい雰囲気だ」と語った。
幼い息子を連れて参加したルーベンさん(37)は、「キリスト教徒やイスラム教徒がここに住んでも構わないが、この街、一つの統一された街はユダヤ人のものだ」と語った。
イスラエルの極右イタマル・ベングビール国家治安相は、イスラム教第3の聖地「アルアクサ・モスク」複合施設を訪問し、この機会を祝った。ユダヤ教徒に「神殿の丘」として知られるこの場所は、ユダヤ教にとっても最も神聖な場所となっている。
ベングビール氏はテレグラムへの投稿で、「エルサレム解放から59年、私は神殿の丘にイスラエル国旗を立てた。われわれは誇りを持ってこう言える。神殿の丘に対する主権を回復したと」と主張した。
AFP記者は、ベングビール氏がボディーガードに囲まれながら群衆と共に行進し、写真撮影に応じているのを確認した。
旧市街のパレスチナ人商店主のほとんどは金属製のシャッターを下ろし、石畳の路地は閑散としていた。
イスラエルとパレスチナの草の根運動「共に立ち上がろう」の活動家たちが旧市街全域に展開し、パレスチナ人の住民や商店を嫌がらせや攻撃から守ろうとする中、少数の商店が営業を続けていた。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、エルサレムをテーマにしたスローガンがプリントされたお揃いのTシャツを着たイスラエル人の若者たちに活動家たちが押し倒され、取り囲まれる様子が映っていた。
ある動画では、イスラエル人の若者たちが「アラブの売春婦の息子たち」と叫びながら、パレスチナ人の店主にプラスチック製の椅子を投げつけていた。
店主は椅子を1脚投げ返した後、警告するように棒を振り上げた。
報復を恐れて匿名で取材に応じたパレスチナ人の商店主は、「状況は年々悪化している」と語った。