UAE、米イスラエルのイラン侵略に積極的関与 アラグチ外相
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【5月15日 AFP】イランのアッバス・アラグチ外相は14日、アラブ首長国連邦(UAE)が米イスラエルによる対イラン戦争において積極的な役割を果たしていると非難した。
アラグチ氏はインドで開催されたBRICS外相会議出席中にテレグラムへの投稿で、「UAEがこの(米イスラエルによる)侵略における積極的なパートナーであることに疑いの余地はない」と述べた。
アラグチ氏はまた、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が対イラン軍事作戦中にUAEを秘密裏に訪問し、同国のムハンマド・ビン・ザイド・ナハヤン大統領と会談したとイスラエル側が主唱している件にも言及したが、UAE側はこの会談を否定している。
アラグチ外相は、「UAEはわが国に対する侵略行為に直接関与していたと言わざるを得ない。この侵略が始まった時、彼らはそれを非難することさえ拒否した」「UAEがこれらの攻撃に参加し、イランに対して直接行動を起こした可能性さえあることは明らかだ」と述べた。
国営イラン通信(IRNA)が後に報じた声明でアラグチ氏は、UAEは「領内に米軍基地が存在することがもたらす結果を目の当たりにしてきた」と述べ、「シオニスト政権(イスラエル)と米国はUAEの安全を保証できない」とUAE側に忠告。
「イランとUAEは隣国同士であり、これまでも共存してきたし、今後も共存していかなければならない。したがって、われわれは考え方を変え、安全保障を外国との協力ではなく、相互協力として理解する必要がある」と付け加えた。
イランとUAEの関係は長らく緊張状態にあったが、2月28日の米イスラエルによる対イラン攻撃をきっかけに、イランがイスラエルとUAEを含む中東の米同盟国に対して報復攻撃を行ったことで、緊張はさらに高まった。
4月8日からは薄氷の停戦が続いている。
イランは、湾岸諸国が自国領内からの米軍による攻撃を容認していると繰り返し非難している。
湾岸諸国はこれらの非難を繰り返し否定しており、今回の紛争以前から、自国の領土や領空がイランへの攻撃に利用されることを決して許さないと表明していた。
イラン国営テレビは、UAEがイランへの攻撃に関与していると主張するアナリストの発言を放送した。
UAEは今月、東部フジャイラ首長国にあるエネルギー施設への無人機攻撃を実施したとしてイランを非難したが、イランはこの主張を否定した。(c)AFP