【5月14日 AFP】ロシアは13日、ウクライナ紛争終結に向けて強硬な要求を改めて突きつけ、ウクライナ軍が同国東部ドンバス地域(ドネツク、ルハンスク両州)から撤退しない限り、停戦や包括的な和平交渉は行わないと改めて表明した。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は先週末、4年以上続くウクライナ紛争が「終結に向かっている」と述べていた。

ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官はAFPを含む記者団との電話会見で、「停戦が実現し、本格的な和平交渉の道を開くためには、『ゼレンスキー大統領』がウクライナ軍に対し、停戦とドンバス地域、すなわちロシア領からの撤退を命じなければならない」と述べた。

ロシアは現在、ウクライナ領の約5分の1を占領している。2014年に一方的に併合した南部クリミア半島全域、東部ドネツク、ルハンスク両州の大部分、そして南部のザポリージャ州とヘルソン州の大部分だ。

ロシアは、国際社会から広く不当とみなされている、性急に実施された住民投票に基づき、これら5地域すべてをロシア領だと主張している。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアの要求を拒否し、譲歩は降伏に等しいと述べている。(c)AFP