韓国、ホルムズ海峡で火災の貨物船は「飛翔体の直撃」受けたと発表
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【5月11日 AFP】韓国外務省は10日、4日にホルムズ海峡で爆発と火災が発生した韓国の貨物船について、正体不明の飛翔体の直撃を受けたと発表した。
火災の被害を受けたのは、韓国海運大手HMMの貨物船「ナム」で、数日前にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに到着している。
ドナルド・トランプ米大統領は、イランがパナマ船籍のこの貨物船に「数発撃ち込んだ」と主張し、韓国に対し、ホルムズ海峡の通常航行を回復するための米国の作戦に参加するよう促していた。
韓国外務省の報道官は、「月曜日(4日)の攻撃では、正体不明の飛翔体二つが約1分間隔でナム号の船尾左舷側のバラストタンク外板を攻撃し、炎と煙を引き起こした」と述べた。
しかし、どのような飛翔体だったかについては明言せず、「監視カメラの映像には映っているが、物体の正確な種類、発射元、物理的な大きさを特定するには限界がある」と続けた。
外務省が公開した写真には、船の機関室が激しく焼損している様子が写っている。別の写真には、船尾付近の外板に大きな破損が生じ、衝撃部分の周囲で金属がねじれ、内部のフレームが露出している様子が確認できる。
イラン側は攻撃への関与を否定しており、在韓国イラン大使館はウェブサイトに掲載した声明で、自国の部隊の関与に関する「あらゆる主張を断固として拒否し、全面的に否定する」と述べた。
報道官によると、駐韓イラン大使は、今回の調査結果に対するイランの立場を説明するため、外務省に呼び出されたという。
仮にイランの攻撃関与が判明していた場合、政府がどういった対応を取るかについて、報道官は推測を避けている。(c)AFP