【5月10日 AFP】イラン革命防衛隊(IRGC)は9日、イランのタンカーが攻撃を受ければ米国の拠点を攻撃すると警告したと、イランメディアが報じた。米側は、新たな交渉案に対するイラン側からの回答を待ち続けている。

8日に米軍がオマーン湾でイランのタンカー2隻を攻撃したことを受け、IRGCは「イランのタンカーや商船に対するいかなる攻撃も、地域内の米国の拠点および敵艦船への重大な攻撃を招くことになる」と声明は述べた。

ドナルド・トランプ米大統領は8日、最新の和平案に対するイランの回答を「今夜にも」受け取る見込みだと述べていた。

しかし、イランが仲介するパキスタンに回答を送っていたとしても、公にはその兆候はなく、トルコ外相との電話会談でイランのアッバス・アラグチ外相は、米国指導部の信頼性に疑問を呈した。

イラン学生通信(ISNA)が報じたこの電話会談に関するイラン側の記録によると、アラグチ氏は「ペルシャ湾における米軍の最近の緊張激化や、停戦違反にあたる数々の行動は、外交の道における米国側の動機と真剣さに対する疑念を増大させた」と述べた。

米国は仲介するパキスタンを通して、解決に向けた協議を可能にするため、湾岸地域の停戦延長案をイランに提示している。

フランスの放送局LCIは9日、トランプ氏がインタビューで、イランの回答を「ごく近いうちに」知ることになると述べたと伝えた。

イラン外務省報道官は8日、この提案は依然として「検討中」だと述べている。(c)AFP