「トランプはどうしようもないばか」米カリフォルニア州民、ガソリン価格急騰に激怒
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【5月2日 AFP】米西部カリフォルニア州ロサンゼルスのガソリンスタンドで、ピックアップトラックに給油していたライダー・トーマスさん(28、男性)は、満タンにするのに130ドル(約2万400円)もかかるのを見て、抑えきれない怒りを顔に浮かべた。米イスラエルによる対イラン軍事作戦開始前よりも30ドル(約4700円)も高いからだ。
トーマスさんはAFPの取材に対し、「値段が高いのも腹立たしいけど、値上がりの原因の方がもっと腹立たしい」と語った。
今週、米国のガソリン価格は、ロシアによるウクライナへの全面侵攻が世界的な原油価格の高騰を引き起こした2022年初頭以来の高値となった。
2月28日に米イスラエルが対イラン攻撃を開始したことで始まった中東戦争により原油の供給が不足し、価格の急騰を招いている。
ドナルド・トランプ大統領が始めたこの戦争は、全米各地で評判が良くない。世論調査によると、米国民の大多数はこの戦争の目的が不明瞭だとして反対している。
トーマスさんは、「この戦争は全く必要なかった。米国がイラクに侵攻した時(2003年イラク戦争)と同じように、大量破壊兵器は存在しなかった」「トランプはどうしようもないばかだ。それだけのことだ」と述べた。
当時のジョージ・W・ブッシュ政権(共和党)はイラクのサダム・フセイン政権が国内に大量破壊兵器を隠していると主張してイラク戦争を始めたが、後に誤情報だと判明した。
同じく共和党のトランプ氏は、イランの核兵器保有を阻止するためには対イラン軍事作戦が必要だと数週間にわたり主張し、短期決戦を繰り返し約束してきた。
だが、米軍の圧倒的な軍事力にもかかわらず、イランは世界で海上輸送される原油と液化天然ガス(LNG)の5分の1が通過するエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡を封鎖した。