「2人の国王」 トランプ氏、チャールズ国王を歓待 英王室愛は母親譲り
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■「アングロサクソン人の勇気」
トランプ氏は上機嫌で、メラニア夫人との結婚生活の長さについて冗談を言うほどだった。
トランプ夫妻は前日、コメディアンのジミー・キンメル氏にメラニア夫人を「夫を亡くした女性」に例えられたとして、同氏の解雇を求めた。数日前に、トランプ氏暗殺未遂事件が起きたばかりという背景がある。
しかし、トランプ氏の演説には意外な一面もあった。
250年前に英国人を追い出して独立国家を建国したことが米国人の誇りであるにもかかわらず、トランプ氏は英国と米国の共通の遺産を繰り返し強調。
大西洋を渡ってきた欧州の征服者たちが先住民に対して行った残虐行為を考えると、物議を醸すテーマである北米の植民地化におけるイギリスの役割さえも称賛した。
トランプ氏は、「この荒々しく未開の大陸で、彼らは古来からの英国人の自由への愛を解き放った」と述べた。
トランプ氏の発言は、白人文化や欧州文化を称賛し、植民地時代の行き過ぎや奴隷制度を軽視し、いわゆる「ウォーク(目覚めている、の意。社会問題や人種差別、性差別などへの意識が高いことを示す)」な歴史観を否定する国家主義的なトランプ政権の姿勢を反映したものだった。
トランプ氏はさらに、英国は自身の米国史観の一部だと述べた。
「1776年に独立のために命をささげた米国の愛国者たちは、この壮大な遺産の継承者だった」「彼らの血にはアングロサクソン人の勇気が流れていた」と述べた。(c)AFP