「2人の国王」 トランプ氏、チャールズ国王を歓待 英王室愛は母親譲り
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■「バッキンガム宮殿に住んでみたい」
チャールズ国王一行が到着する直前、トランプ氏は自身とチャールズ国王が遠い親戚であるとする英大衆朝刊紙デーリー・メールの記事について、冗談を言っていた。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「わあ、素敵だね。ずっとバッキンガム宮殿に住んでみたいと思っていたんだ!!!」「すぐにでも国王と王妃にこのことを話してみよう!!!」と述べた。
ホワイトハウスはさらに露骨だった。X(旧ツイッター)の公式アカウントにチャールズ国王とトランプ氏の写真を投稿して「2人の国王」とコメントし、王冠の絵文字を添えた。
反トランプ派にとって、これはあまりにも露骨な行為だった。
トランプ氏による大統領権限の制約を物ともしない姿勢、建物の名称変更、凱旋門建設計画は、「ノー・キングス(王はいらない)」という抗議運動を引き起こした。
一方、トランプ氏は、米国が英国からの独立250年を迎える年に英国王をこれほど盛大に歓迎するのは「皮肉だ」と認めた。
だが、英当局者たちは、トランプ氏が米国にとって英国ほど「親しい友人はいない」と述べたことに安堵しただろう。
トランプ氏のチャールズ国王への態度は、対イラン軍事作戦を支持しなかったとして、キア・スターマー英首相を厳しく批判したのとは著しく対照的だ。
トランプ氏はさらに、最近英海軍をやゆしたばかりであるにもかかわらず、両国の長きにわたる軍事協力の歴史を称賛。
「かつて互いをレッドコート(独立戦争時の英国兵、赤い軍服だった)とヤンキー(米国人の俗称、しばしば軽蔑的)と呼び合っていた兵士たちは、共に自由世界を救ったトミー(・アトキンス、英陸軍の兵士)とGI(米兵)になった」と述べた。