「トルコ首相はクルド人虐殺」 ネタニヤフ氏、停戦損なう行為警告受け痛烈批判
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【4月12日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は11日、米国とイランの停戦合意を損なうような「挑発や妨害行為」を控えるよう警告したトルコを厳しく批判し、イスラエルとしては、イラン及び中東地域の敵対勢力との戦闘を継続すると明言した。
イスラエルが不快感を示したのは、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領が「合意を損なう可能性のある挑発や妨害行為」があってはならないとドナルド・トランプ米大統領との電話会談中に強調したことだ。ただ、エルドアン氏は、合意を脅かす主体については具体的に言及していなかった。
ネタニヤフ氏はX(旧ツイッター)への投稿で「私の指導の下、イスラエルはイランのテロ政権とその代理勢力と戦い続ける。クルド人を受け入れて虐殺するエルドアン氏とは違う」と痛烈に批判した。
エルドアン氏は、トランプ氏との電話会談中、停戦が「いかなる状況下でも妥協されないように」と強調し、トルコがそのために全面的な支援を提供すると述べていた。
トルコはイスラエルに対して批判的なスタンスを取る一方で、エジプトやパキスタンと共に紛争の停戦に向けた外交努力に参加している。
同日、イスラエルのイスラエル・カッツ国防相もXでエルドアン氏を「張り子の虎」と呼んだ。
カッツ氏は、「(エルドアン氏は)イランからトルコ領土へのミサイル攻撃に反応せず、張り子の虎であることを証明した。今や反ユダヤ主義の領域に逃げ込み、トルコでイスラエルの政治的および軍事的指導者に対する見せしめ裁判を呼びかけている」と主張。
さらに「なんという馬鹿げたことだ。ムスリム同胞団の一員であり、クルド人を虐殺した男が、ハマスの同盟者に対して自衛しているイスラエルをジェノサイドで非難するとは」と述べ、「イスラエルは力と決意を持って自衛し続ける。彼は黙っているのが賢明だろう」と続けた。(c)AFP