【3月21日 AFP】ドナルド・トランプ米政権がイランの原油輸出のほぼすべてを担うカーグ島を占領または封鎖を検討しているとの報道を受け、ホワイトハウスは20日、米国はその気になればいつでも同島を「制圧」できると述べた。

ニュースサイト、アクシオスは、トランプ氏はイランに対しエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の事実上の封鎖解除を迫るため、カーグ島に対する軍事作戦を検討していると報じた。

米メディアは、米国が中東に海兵隊を追加派遣していると報じており、米軍がイスラエルと合同の対イラン軍事作戦開始において地上作戦を実施する可能性が示唆されている。

ホワイトハウスのアナ・ケリー副報道官は、アクシオスの報道に関するAFPの取材に対し、「大統領が命令を出せば、米軍はいつでもカーグ島を制圧できる」と述べた。

「綿密な計画過程のおかげで、トランプ政権はイランのテロリスト政権によるあらゆる行動に備えている」「トランプ大統領は、イランが航行の自由とエネルギーの自由な流通を阻止しようとすることを十分に承知しており、既に措置を講じ機雷敷設艦40隻以上を破壊している」と付け加えた。

イランによるホルムズ海峡封鎖は、世界の原油価格の高騰の一因となっている。

トランプ氏は13日、同日の攻撃でカーグ島のすべての軍事目標を「完全に破壊した」と主張し、イランがホルムズ海峡の封鎖を続けるならば、同島の原油インフラも攻撃すると警告した。

トランプ氏は19日、カーグ島を「完全に無防備なちっぽけな原油島」と呼び、米国の攻撃は「パイプライン以外のすべてを破壊した」と述べた。(c)AFP