イランがカタールの主要ガスハブを攻撃、「甚大な被害」発生
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【3月19日 AFP】イランによる攻撃で、カタールにある世界最大のガスハブで「甚大な被害」が発生したと、19日に国営エネルギー企業「カタールエナジー」が発表した。AFPの記者は、約30キロ離れた場所からでも見えるほど、夜空を照らす巨大な火災を確認した。
中東戦争の影響について協議するため、アラブ・イスラム諸国の外相らがサウジアラビアのリヤドに招かれ会合が行われる中で、今回の攻撃は発生した。
カタールエナジーは、同国北岸にあるラスラファンの施設が「ミサイル攻撃の標的」となり、緊急対応チームが「発生した火災の封じ込めに当たった」と述べた。
同国国防省は、イランの弾道ミサイル2発を防空システムが迎撃し、死傷者は報告されていないと発表。また、民間防衛当局は火災がすでに鎮火されたと述べた。
同国外務省は、ラスラファンへの「残虐なイランの攻撃」を非難し、この攻撃は「国家安全保障への直接的な脅威」を意味すると述べた。また、イランの軍事・治安担当の駐在武官とそのスタッフに対し、24時間以内に国外退去を命じたと発表した。
この数時間前には米国とイスラエルによる攻撃で、イランとカタールが共有する巨大なサウス・パースガス田の向かいにあるイランの施設が攻撃を受けていた。これを受け、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、エネルギーインフラへの攻撃は「制御不能な結果」を招くと警告した。
国営メディアは、イランが自国のエネルギー部門が再び攻撃を受ければ、湾岸地域のエネルギーインフラを破壊すると警告したと発表。さらにイラン革命防衛隊(IRGC)は、標的を「完全に破壊するまで」攻撃を続けるとし、「はるかに厳しい」対応を取ると誓った。(c)AFP