中国本土からの訪日客、2月に45%減
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【3月18日 AFP】日本政府観光局(JNTO)は18日、中国本土からの訪日客数が2月に前年同月比で45.2%減少したと発表した。背景には、昨年11月から続く両国間の外交問題がある。
以前は中国人旅行者が日本の観光ブームを後押ししていたが、1月には韓国が中国を抜いて最大の訪日客数を記録。2月も韓国が最多で、前年同月比28.2%増の約110万人だった。
これに対し、2月の中国本土からの訪日客は、前年同月比45.2%減の39万6400人だった。
韓国、台湾、米国など18の国と地域で、2月として過去最高の訪日客数を記録した。
同局は、2月は欧州を中心に訪⽇旅⾏のローシーズンとなるが、昨年は1月下旬だった旧正月(春節)が今年は2月中旬となり、旧正月に合わせた旅行需要が増加し、特に東アジアからの訪日客が増加したと説明した。
高市早苗首相の台湾をめぐる11月の発言に反発し、中国政府は昨年、自国民に日本への渡航自粛を呼びかけた。その影響で、中国本土からの訪日客は昨年12月に45%、1月に60.7%減少した。
■中国人観光客は韓国やタイへ
一方、韓国を含む他の国々では中国人訪問者数が増加した。
韓国観光公社によると、1月には41万8703人の中国人が韓国を訪れ、前年同月の36万4460人から増加した。
タイへの中国人訪問者数も、1月から2月の期間で前年同期比4.24%増加した。(c)AFP