【3月22日 東方新報】中国物流・購買連合会が4日に発表したデータによると、2月の中国の非製造業商務活動指数(PMIに相当)は49.5%で、前月より0.1ポイント上昇した。

各指数の内訳を見ると、在庫指数と投入品価格指数はそれぞれ前月比0.6ポイント、0.9ポイント上昇した。販売価格指数は前月と同水準だった。一方、新規受注指数、新規輸出受注指数、受注残指数、雇用指数、サプライヤーの配送時間指数、業務活動予想指数は前月より低下し、下げ幅は0.1~2.2ポイントだった。

中国物流・購買連合会の何輝副会長は、2月の非製造業商務活動指数はわずかに上昇したものの依然として50%を下回っており、主に春節の影響で建設業や水運業など生産性サービス業の景況感が低下したことが要因だと説明した。一方、春節(旧正月、Lunar New Year)の消費と密接に関係する生活関連サービス業では、買い物、宿泊・飲食、文化・娯楽などの分野が好調で、商務活動指数はいずれも前月より上昇した。また金融による実体経済への支援は引き続き強く、金融業の商務活動指数と新規受注指数は3か月連続で60%以上を維持した。

総合的に見ると、2月の非製造業の景況水準は前月から大きな変化はなく、春節の消費に関連する業種の景況感は大きく改善した。金融による実体経済への支援も引き続き強く、企業の今後の市場見通しは安定した楽観的な状況を保っている。春節後は企業の操業再開が進み、重点投資プロジェクトの着工が相次ぐことで、投資と関係の深い建設業の活力が徐々に回復すると見込まれる。一方、春節期間の高い消費水準の反動により、消費関連サービス業の景況感はやや落ち着く可能性があるが、対面型消費の回復が進むことで、一定程度は安定が保たれるとみられている。(c)東方新報/AFPBB News