【2月25日 AFP】ブラジル南東部ミナスジェライス州で、豪雨により30人が死亡、39人が行方不明となっている。24日には、土砂崩れで全壊した家屋の瓦礫(がれき)の中から男性の遺体が収容された。

夜間の豪雨により河川が氾濫し、通りは茶色の濁流と化した。同州では今月、記録的な降雨を観測している。

州消防当局によると、ジュイスデフォラ市とウバ市で計30人の死亡が確認された。これまでに200人以上が救助されたが、依然として39人の行方が分かっておらず、消防隊と捜索犬による捜索活動が続いている。

消防当局がAFPに語ったところによると、ジュイスデフォラ市の丘陵地帯にある住宅街で「大規模な地滑り」が発生し、住宅12棟が流されたという。SNS上には建物が崩壊する様子を捉えた映像も投稿されている。

ジュイスデフォラ市には非常事態宣言が出された。

事態を受け、ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領は、X(旧ツイッター)に「焦点は人道的支援の確保、基本インフラの復旧、避難者への援助、そして再建への支援にある」と投稿した。

ブラジルでは近年、洪水や干ばつ、猛暑といった異常気象による被害が相次いでおり、専門家は気候変動の影響を指摘している。(c)AFP/Louis GENOT