【2月21日 AFP】ロシア南東部シベリア連邦管区にあるバイカル湖で20日、観光バスが凍結した湖面の割れ目に転落し、中国人とみられる観光客7人が死亡した。

ロシア非常事態省シベリア連邦管区支部はソーシャルメディアへの投稿で、バスは幅3メートルの凍結した湖面の割れ目に転落し、水没したと述べた。

「救助隊は水中カメラを使って捜索を行い、7人の遺体を発見した」という。

死者の国籍は明らかにされていないが、イルクーツク州のイーゴリ・コブゼフ知事は、死者は外国人で「中華人民共和国総領事館に通知済みだ」と述べた。

コブゼフ知事は目撃者の話として、観光客1人が沈没前にバスから脱出したと述べた。

バスは水面下18メートルで発見された。

世界で最も深い湖であるバイカル湖は、シベリアの主要な観光地となっている。モンゴルのすぐ北に位置し中国から近いため、中国人観光客にも人気だ。

冬になると、広大な湖水が凍り、息を呑むほど美しい水晶のような氷柱と、水面下に閉じ込められた波が砕ける独特の音が生じる。

凍結した湖面には、当局が専用の氷上道路を設置・監視し、状況に応じて特定の種類の車両の通行を許可している。

湖面の他の場所への車の乗り入れは禁止されている。

コブゼフ氏は、バスが転落した時、道路の通行は許可されていなかったため、刑事事件として捜査を開始したと述べた。(c)AFP