【2月4日 AFP】米実業家イーロン・マスク氏が所有するSNS「X(旧ツイッター)」のパリ事務所に仏パリ検察庁が家宅捜索に入ったことを受け、X側は3日「政治的な」行動だとして反発した。

捜索は、マスク氏が率いる人工知能(AI)新興企業「xAI」の対話型生成AI「Grok」による女性や子どもの性的ディープフェイク生成をめぐり、英国や欧州連合(EU)で調査が進む中で行われた。

フランス当局は3日、2025年1月に始まった捜査の一環として、Xの仏国内拠点を捜索した。この捜査は、Xのアルゴリズムが仏政治に介入した疑いに加え、Grokによるホロコースト否認や性的ディープフェイクの拡散も対象としている。

捜索についてX社のグローバル政府渉外担当チームは「パリ検察庁は今回の捜索を広く公表した。正当な法執行ではなく、不当な政治目的を達成するための『法執行劇』であることを示した」と主張。「捜索の根拠となる主張はいずれも事実無根で、X社はいかなる不正行為の指摘も断固として否定する」と述べた。

マスク氏自身も「これは政治的な攻撃だ」とSNSへの投稿で批判。別の投稿では、仏当局が行うべきなのは性犯罪者の取り締まりだとした。(c)AFP