ミス・フランス出場者2人、ライバルを「デブビッチ」呼ばわりで称号剥奪
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【12月10日 AFP】6日に行われた美人コンテスト「ミス・フランス」に出場した2人の女性が、他の出場者を侮辱する動画が公開されたことを受け、称号を剥奪された。主催者が9日、発表した。
南東部プロバンス代表のジュリー・ジトゥニさんと南西部アキテーヌ代表のアイノア・ラヒテテさんは、全国大会のライバルを「デブビッチども」と呼んだことの発覚を受け、それぞれ「ミス・プロバンス」と「ミス・アキテーヌ」の称号を剥奪された。
ラヒテテさんが舞台裏で撮影した動画が7日にインターネットに投稿され、出場者間の姉妹愛という理念の推進を目指すミス・フランスのイメージを台無しにした。
動画では、ラヒテテが携帯電話に向かってセミファイナリスト12人の選定を批判しているところにジトゥニさんが口を挟み、12人を「デブビッチども」と呼んだ。
これに対しラヒテテさんは、「全員はではないが、多くはそうだ」と応じた。
ミス・フランスのプロバンス地方委員会とアキテーヌ地方委員会は共同声明で、「これらの不快な発言と行動は、当委員会が掲げる価値観に完全に反する」「(ミス・プロバンスやミス・アキテーヌなどの)地方ミスの役割は、地域の代表として、真摯(しんし)さ、敬意、そして責任感を体現することだ」と述べ、2人から称号を剥奪する決定はミス・フランス運営委員会の支持を得たものだと説明した。
プロヴァンス・コートダジュールとアキテーヌの地域代表は、「ジュリーさんとアイノアさんは、該当する出場者に謝罪し、公にも謝罪している。私たちもこれを認めている」と説明。
「動画が公開されて以来、2人はサイバー暴力と嫌がらせを受けている」として、こうしたネットいじめを強く非難した。
ラヒテテさんはインスタグラムで、動画は非公開にするつもりだったが、「他の出場者の容認できない発言を承認してしまった」と述べた。
ジトゥニさんは、自身の発言は「失言であり、決して他の出場者に対する私の考えを反映したものではない」と釈明し、侮辱するつもりはなく俗語として口をついて出たものだと付け加えた。
フランス語の「grosses putes」という言葉は、文字通り「大きな売春婦、あるいは太った売春婦」を意味する。
フランスでは、ブリジット・マクロン大統領夫人も8日、パリで公園を妨害したフェミニスト活動家たちを「ばかなビッチども」と呼ぶ非公式な動画を公開され、批判にさらされている。(c)AFP