世界ユニコーン企業500強 中国は150社がランクイン AI企業が急伸
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【12月9日 CGTN Japanese】2025年版「世界ユニコーン企業500強」が12月3日に公表され、ランキング全体の推計企業価値は39兆1400億元(約855兆9000億円)と、前年から3割以上増加しました。中国からは150社が名を連ね、米国に次ぐ存在感を示しています。
今年のランキングでは米国の宇宙開発企業スペースXが2兆8000億元(約61兆2000億円)で首位、中国の字節跳動(バイトダンス)が2兆2100億元(約48兆3000億円)で2位となりました。
産業分野別では、フィンテック、情報技術、先端製造業がユニコーン企業の主要領域となっています。特に顕著だったのは人工知能(AI)関連企業の台頭で、AIユニコーン企業は昨年の20社から36社へと急増しました。中国企業も2社から9社へと大幅に増加しています。
中でも中国のAI企業、深度求索(DeepSeek)は1兆500億元(約22兆9000億円)の評価額を獲得し、世界6位にランクインしました。これは、中国国内の技術革新力の高まりを象徴するものと言えます。
企業数ではフィンテックが98社と最も多いものの、AIユニコーンの総評価額は6兆8300億元(約149兆3000億円)に達し、企業数が約2.7倍のフィンテックの6兆4600億元(約141兆2000億円)を上回りました。AI分野の成長スピードは突出しており、前年比では総評価額が5兆3700億元(約117兆4000億円)増、伸び率は実に367.8%とされています。
国別では米国が224社、評価額18兆9700億元(約414兆8000億円)で首位、中国が150社、12兆8300億元(約280兆5000億円)で続き、両国の「2強体制」が鮮明になりました。3位はインド(29社)、4位は英国(20社)です。
本ランキングは、独角獣工程院が中国人民大学や清華大学など複数の研究機関と共同で発表したもので、評価額70億元(約1500億円)以上、設立10年前後、独自性の高い技術や革新的な技術を備え、模倣が難しいビジネスモデルを持つ企業を対象としています。世界的に投資マネーがAI分野へ向かう中、来年以降もユニコーン企業の構図は大きく変化していく可能性があります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News