【12月3日 AFP】タイは3日、数十年にわたるアルコール販売規制を緩和し、これまで禁止されていた午後の時間帯にも酒類を購入できるようにした。今後、半年間にわたって試験運用する。

敬虔な仏教国であるタイでは、依然として厳しいアルコール法が維持されており、販売時間は特定の時間帯に制限され、仏教上の祝日には販売が禁止されている。

これまでは午後2時から同5時までの販売が禁止されていたが、試験期間中は午前11時から深夜まで販売が認められる。期間中は、今回の緩和措置の影響について調査が行われる。

この規則はそもそも、政府職員が勤務時間中に飲酒するのを防ぐために導入されたもので、外国人観光客からは不可解だと受け止められてきた。(c)AFP