UPSとフェデックス、墜落事故と同型機体の運航停止
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【11月9日 AFP】米運送大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)とフェデックスは、ケンタッキー州での貨物機墜落事故を受けて、マクドネル・ダグラスMD11型機の運航を停止したと発表した。
UPSが運航していた同型機は4日、ルイビル国際空港を離陸した直後に墜落して炎上。少なくとも14人が死亡した。乗員は3人だった。
UPSは7日、「安全を最優先し、慎重を期すため」、MD11型機の運航を一時停止すると発表した。UPSの保有機のうち、約9%がMD11型機となっている。
またフェデックスも8日、保有する約700機のうち28機あるMD11型機を、安全確認のため運行停止したと明かした。
UPSとフェデックスのほかにMD11型機を使用しているのは、ウエスタン・グローバル・エアラインズのみとなっている。(c)AFP