【11月9日 AFP】ブラジル南部パラナ州で竜巻が発生し、少なくとも6人が死亡、約750人が負傷した。当局が8日明らかにした。

竜巻は7日午後、人口約1万4000人の町リオ・ボニート・ド・イグアスを襲い、多くの建物を破壊した。秒速70キロ近い風速が観測されたという。

パラナ州政府などによると、少なくとも6人が死亡し1人が行方不明、約750人が負傷した。町の約9割が被害を受けたとし、被害者の数はさらに増える可能性がある。

救助隊による捜索活動が続けられており、近隣の町には避難所が設置された。

ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領は8日、関係閣僚や災害救援の専門家のチームを現地に派遣すると発表した。(c)AFP