米選挙で民主党が反撃、2026年へ希望見いだす
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■中間層の勢い
民主党は長らく一般有権者の言葉を理解していないと批判されてきたが、4日の選挙では、スパンバーガー氏とシェリル氏が家賃、食費、ガソリン価格といった家計の課題に焦点を当てる変化を示した。
政治評論家によれば、民主党は有権者の声に耳を傾けていることを示し、中間層の支持が2008年のように戻ってきたという。
ベテラン選挙プランナーのマイク・フェイヒー氏は「際立っていたのは、何らかの大きなイデオロギーの転換ではない」と語る。
「むしろ、2020年に見られたような、党派的なアイデンティティーの鼓動ではなく、私たちの多くが共感できる日常の関心事に話しかける候補者への回帰と表現したい」
一方、無党派層は大きく傾いた。バージニア州とニュージャージー州では無党派層が2桁差で民主党に投票し、接戦を圧勝に変えた。
さらにニューヨーク市では、マムダニ氏の草の根キャンペーンが大学キャンパスやTikTokで注目を集め、若者の票も集まったことで、バラク・オバマ時代のような連合が形成された。
何よりも、今回の選挙は下院が争点になることを示した。
カリフォルニア州が新しい選挙区割りを採用し、接戦区で勢いを得た民主党は、来年の中間選挙で下院の多数派奪還に自信を見せている。上院はより難しいものの、党の戦略担当者は生活費の問題に焦点を当て、党内対立を避けることで前進できると楽観的だ。