史上最年少王者ロバンペラがWRCから引退、スーパーフォーミュラ挑戦へ
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【10月10日 AFP】世界ラリー選手権(WRC)で2度の総合制覇を果たしたカッレ・ロバンペラ(フィンランド、25)が9日、「次の夢を追求する」ため、WRCからの引退を表明した。ラリーの世界を離れるロバンペラは、全日本スーパーフォーミュラ選手権にトヨタとともに挑む予定だ。
ロバンペラは2022年、年間6勝を挙げて史上最年少でのWRCタイトル獲得を果たして歴史をつくると、翌23年もトヨタから参戦して連覇を達成した。
WRC公式サイトでロバンペラは、「この決断は簡単なものではなかったけれど、しばらくの間考えていたことだ」とし、「この年齢でラリーでは多くのことをすでに達成したことで、他にどんな可能性があるのか、どんな挑戦をしたいのかを考え始めた。難しい決断だったが、次の夢と挑戦を追求するには正しい選択だと感じている」と続けた。
WRCの舞台を3度目のタイトル獲得で華やかに去ることを目指すロバンペラは、「今年はまだ三つのラリーが残っているから、最後まで全力を尽くしてプッシュし続ける」と語った。(c)AFP