【9月27日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領が北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し、領空侵犯したロシア機を撃墜すべきだとの考えを示したことを受け、ロシア大統領府(クレムリン)は26日、領空侵犯したロシア機を撃墜するという考えは「無謀だ」と非難した。

複数のNATO加盟国がここ数週間、ロシアの戦闘機と無人機に領空を侵犯されたとして、ロシアがNATOを試していると非難している。

23日、NATO加盟国は領空侵犯したロシア機を撃墜すべきかとの質問に対し、トランプ氏は「ああ、そう思う」と答えた。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は26日、ロシア国営テレビのインタビューで、「ロシア機を撃墜する必要性に関する無責任な発言は、少なくとも無謀で無責任であり、危険な結果をもたらす」と非難した。

ペスコフ氏はトランプ氏を名指しすることはせず、これらの発言は欧州から出たものだと説明した。

NATOのマルク・ルッテ事務総長は25日、ロシア機が加盟国の領空を侵犯した場合、同機を標的とする考えを支持すると述べた。

ルッテ氏は米FOXニュースに対し、「この点についてトランプ大統領に完全に同意する」と述べ、NATOは「加盟国の国民を守るために必要であれば、最後の手段も辞さない」と付け加えた。(c)AFP