【9月3日 AFP】全米オープンテニスは2日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのテイラー・フリッツ(米国)を6-3、7-5、3-6、6-4で下し、ベスト4進出を果たした。

通算25回目のグランドスラム制覇を目指すジョコビッチは、第1、第2セットを連取。第3セットは落としたが、粘り強く試合を進め、追いかけるフリッツを振り切り、第4セットで勝利を決めた。

第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は第20シードのイジー・レヘチカ(チェコ)を6-4、6-2、6-4で圧倒し4強入り。ジョコビッチと準決勝で対戦する。

「本当に、ほぼ完璧な試合だった」とアルカラスは語り、「今はとても調子が良くて、成功への意欲がある」と述べた。

女子シングルス準々決勝では、第1シードのアリーナ・サバレンカが、マルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)の棄権により、不戦勝となり準決勝に駒を進めた。前年覇者のサバレンカは、決勝をかけて第4シードのジェシカ・ペグラ(米国)と対戦する。(c)AFP