リバプール、香港での親善試合でミランに完敗
このニュースをシェア
【7月27日 AFP】サッカー親善試合は26日、香港で行われ、リバプールは2-4でACミランに敗れた。
クラブ史上最高額で獲得したフロリアン・ビルツが初先発を果たしたリバプールは、屋根が閉じられた啓徳体育園のメインスタジアムで試合の大半を支配したものの、不安定な守備をミランに突かれ、カウンターから4失点を喫した。
10分にラファエル・レオンがミランの先制点を挙げた後、16分にドミニク・ショボスライが1点を返して前半は1-1で終了した。
後半にミランはルベン・ロフタス・チークの得点で勝ち越すと、ノア・オカフォーが3点目を奪取。最終盤にリバプールはコーディ・ガクポが1点を返したが、ミランは再びオカフォーが追加点を挙げた。
リバプールのアルネ・スロット監督は、試合から得られたポジティブな点があったとしつつも、今季初の公式戦となる、8月10日のクリスタルパレスとのコミュニティーシールドに向けて、改善すべき部分があると認めた。主力選手がプレーした前半はチャンスを多くつくりながらも1点しか決められず、ハーフタイムに9選手を交代させた後は即席の守備陣が何度も突破を許した。
指揮官は「20人の選手にプレー時間を与えたかった。その結果、多くの選手が自分のポジションでプレーできなかった。少しオープンすぎた」とし、「特定のエリアで改善が必要だ。きょうはカウンターを受けすぎた」と述べた。
リバプールはこの後日本に向かい、30日にJリーグ1部(J1)の横浜F・マリノスとの親善試合に臨む。(c)AFP